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1.MSO24のファーストインプレッション - 2025.12.23

まずは開封して使い始める時に感じたことを書き残しておきます.(ファーストインプレッション)

まず,バグレベルで軽いですね.
公称値は1.78 kg,私が叩きに叩きまくったDHO924Sと同じ数字です.
しかも,画面サイズはMSO24が10.1'で,DHO924Sは7'です.
つまり筐体のサイズがそもそも違うのに,同じ重さを実現しており,これは開発陣の方々は大変だったろうなと感じます.
機動性抜群の軽さです.

そして起動もけっこう普通の速さなんじゃないかなと思います.
計測結果は1分12秒,セルフテストを起動時に実行しているのに高速だなと感じました.
某イチ◯ンさんの無印MSO4のレビューで,2分越えという印象があまりに強すぎて逆に驚きました.
1分台で安心です.

そして,インターフェースがこれまた良いですね.
後述しますが,もちろんソフトも良いです.
ただ,物理キー/ノブの配置がすごく秀逸です.
これまで使ってきたオシロは全部Autosetが右上にあったのでそこは若干慣れませんが,それ以外は配置が非常に良いです.
ノブの間の距離なんかも,微妙に干渉し合わない位置になっていてストレスがないです.
ノブに関して言えば,ノブが有効になっていることを示す光もすごく絶妙なんですよね.
Ch1選択時の垂直感度ノブ
暗いところで撮ったものですが,これ眩しくないんですよ.
逆に,明るいところでもちゃんと見えるんですね.
こういうこだわりは見ていてなんか嬉しくなります.

そしてソフト面もこれすごく使いやすいんですね.
ちょっと実使用の例を見てください.
MSO24で2チャネルの測定とそれぞれのFFT,またカーソル測定を実行している様子
これとんでもなく見やすいんですよ.
すっごいサクサクしています.
Tektronixの,僕の質問などを受けてくださっている方に聞いたところ,どうやらクアッドコアのプロセッサだろうとのことです.
型はA53,つまりこれまたDHO924Sとたぶん同じスペックなんですね. ※いまTektronixの方に本当にそうなのか確認してもらっています ただ,本当にサクサクしています.FFTを2窓も走らせたらまぁまぁ重いはずなんですが波形のスクロールとか窓の移動とか,めちゃくちゃ快適です.

ただ,画面下部のSetting Bar(チャネルなどが表示されているところ)のスクロールがシビアでそこだけは微妙だったとだけ,言っておきます.
まぁこの辺りはおいおい触れていくことにしましょう.

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