今回はCASIOの古い関数電卓、fx-4850Pです。
1996年発売のfx-4800Pのマイナーチェンジ版で、ほぼほぼ同じです。
1997年発売の機種で、プログラムが組める、しかも当時としては計算も速めの関数電卓です。
この計算機、やはりプログラム機能がミソです。
まぁ、実際言語仕様は微妙すぎますし、使いにくい言語ではあると思うのですが。
ちなみに、キーの押し心地はあまり良くないです。
あまりにクリック感が足らず、押せているか不安になります。
電卓である以上、ある程度の押し心地、クリック感は良いものであるべきです。
先ほど言いましたが、言語は割と最悪なので、以下に例をあげようと思います。
"MONTE CARLO"↵
" CALCULATE π"↵
{N}:P=N↵
Cls↵
"CALCULATING..."↵
A=1↵
D=0↵
E=1↵
Lbl 1↵
B=2*Ran#-1↵
C=2*Ran#-1↵
(B^2+C^2)≦1⇒D=D+1◺↵
Dsz N:N>0⇒Goto 1◺↵
Cls↵
"DONE."↵
"π="↵
4*D/P
INPUT N:P=N
Cls
A=1:D=0:E=1
LABEL 1
B=-1+ RND 2
C=-1+ RND 2
IF (SQU B)+(SQU C)<=1
THEN D=D+1
N=N-1:IF N>0 THEN GOTO 1
4*D/P